薫子の友達

薫子の行きつけのお店に自然食品の店がある。
通い始めて3年になるだろうか。
オーナーは、中国人の方で英語,日本語に堪能である。
行くと、いつも中国の話、中国語等教えて貰っていた。
歯磨き1本しか買わない客に、熱心に話して教えてくれる。
この前、久しぶりで行ったら「奥さん、久しぶり」と。
滅多に行かない薫子の顔を覚えてくれていた。
いくらお客様商売といえ、薫子嬉しくなり次から次に質問攻めにしてしまった。
彼は、喜んで沢山の薫子の質問に答えてくれた。
薫子、彼と話す為に高いがお気に入りの海草歯磨ききを買いにたまに行くのである。
最後はいつも、「再会」これは、中国語で又会いましょう、サイチェンという言葉でおわる。
だから、店に入った時は、ニイハオである。
その度に、発音を直してくれる。
ここは、薫子の中国ワールドである。
ここに、たまに行って話すのが楽しみな薫子である。
又、彼は当たり前だが薫子がいつも何を買うかよく知っている。
商売人としても彼は、プロフェシェナルであり、グレイトである。