薫子、久しぶりで電車で一人旅をする

大事な私用があり、久しぶりに電車を乗り継いで一人旅をする。電車を乗り継いだ途端、風景が田舎になる。田んぼと、山と、川だけである。しかし、その川は薫子思い出の川てである。昔に比べると、拓けてきてマンションや新しい家々が立ち並ぶ。薫子が、降りた駅も周辺が様変わりし駅も綺麗になりびっくりした。目的地まで行きは、タクシーだったかが帰りは、歩いた。15分の道程を方向音痴の薫子は、一体何人の人達に道を聞いたただろう。1時間掛かって駅まで歩く。超疲れた。
でも、母の里のある駅で下車し、菩提寺に行き、奥様と話したりして、娘さんの車で母の里のお墓参りに、30年振りくらいで行き、とても嬉しく感謝の心であった。特に、おじいちゃん、おばあちゃんに会えたのは、凄く嬉しかった。中々来る事が出来ないので幸いであった。流石に疲れて、本家に行き従兄妹夫婦に会う事はギブであった。車で行こうと思えばいけるのだが、中々暇がなくいけない薫子てである。従兄妹、従姉妹達に会えるのは、叔父貴の法事の時くらいである。
しかし、疲れたが良い旅であった。道に迷って人に道を聞いて駅まで着いたのも良い思い出である。
でも、今日の一番の思い出は、母の里のお墓参りに行けた事である!
今日は、くしくも亡くなった母の誕生日である。母のお導きに違いがない。