再度、マザーテレサを書く

マザーテレサの愛という仕事という本を読んで、凄い衝撃と感銘を受けた薫子である。彼女は、貧しい人々、弱っている人々をイエス様と思って愛を持って奉仕しなさいと下の者達に言っているのである。
実際、弱っている人をホームに連れて来て介抱していると、無心論者だった男性が「私は、神様なんて嫌いで、増悪すら抱いていたけど、ここには愛がある。神様がおられる。」と言ったそうだ。マザー達は、朝は4時半起床でお祈りから一日が始まり、スラム街に行っては弱っている人をホームに連れてきたり、死に近い人を連れれてきて安らかな眠りにつかせるのである。又、虐待を受けて行くところのない子達のホームを作り、育てているのである。1日に、2件くらいの養子縁組の話があり、よくまとまるという。カースト制のこの国では、身分の高い人々とこうして養子縁組の話がまとまるのは、国も変わってきたことだという。又、様々な人達を連れて来ては、マザーは「お祈りをしましょう」と言うと、ある人は、私はヒンズー教ですから、ある人はイスラム教ですからと言い、クリスチャンのマザーに告げると、マザーは、「それぞれのお祈りをしましょう」と言われるそうだ。薫子は、凄く感銘を受けた。又、薫子は、いつもお祈りする時は家族の事と、自分の事とたまに友達の事を祈るくらいである。多分、マザーは私利私欲が全く無く自分の事は祈っていなかったのではないかと思ったりする。一生をイエス様に遣えた尊いお方である。今、きっとみ国に逝かれイエス様の元におられるに違いない。