お兄ちゃん、卒業

朝、水をお兄ちゃんの顔にぶっかけて起こす。
これが、毎日彼への起こし方である。
彼は、起きて制服に着替えてまでも、朝ご飯をたべながらパソコンをしていた!
親友が、迎えに来て2人で中学へ。
薫子と、まるこも着替えて中学へ。
体育館に入ると、既に客席は一杯で、薫子とまるこは、後で立って式を見る。
肝心の場所だけデジカメでズームにして、前へ出で撮る。
何故か、小学校の時のように大泣ききしない。
不思議に思っていたが、退場の時写真を撮っていて、お兄ちゃん3年間辛い想い出ばかりで良く頑張ったねと思うと、こみ上げてきて、うるうるしてしまった薫子だった。
帰り、ランチをし、叔母の入所施設に顔を見せに行く。
叔母は、とても喜んでくれた。
3人で行って、良かったと思った薫子であった。
天のお父様、イエス様、息子の卒業と、入学、叔母の足を治して亡き叔父貴が建てたバリアフリーの家に帰れますようお祈りします。私は、死んでも主イエス様を愛し続けます。主イエス様の御名によってお祈りいたします。
アーメン