恩師からの葉書

中学時代の担任だった先生と連絡を取り合うようになったのは、数年前の同窓会の幹事をして以来である。
わざわざ、遠方まで電話したのに、先生は他のクラスメイトの事は、良く覚えていらしたのに、薫子の事だけ欠落しておられた。
又、心臓がお悪いという事で、同窓会には不参加であった。
薫子、先生との想い出沢山あったのに、覚えていて下さらなくて超ショックで、当時の写真を手紙と一緒に送った。
すると、先生から、謝りのお便りと、沢山の当時の先生方とのお写真や、パソコンと、携帯のアドレスが書かれた葉書が入っており、それから、パソコンや携帯でメール交換していたものである。
主に、パソコンでメールしていたが、先生の目やお身体がお悪くなりパソコンではメールできなくなり、主に携帯でメールしていたが、去年の暮、先生からのお葉書で、薫子も携帯のメールと葉書を出すようになった。
先生は、動悸も以前にまして激しくなり、滅多にメールできなくなるだろうとの事だったので、先生のお身体が心配で、一方的に薫子から返信は要りませんとしたためメールしていたら、久しぶりの沢山の写真入りの葉書が届いた。
先生は、音楽の先生だったが、もう一人の音楽の先生が恩師のお宅に遊びに行かれた時のお写真で、懐かしいもう一人の先生のお顔も拝見出来、先生も思いの外お元気そうだったので、嬉しかった薫子である。
先生からのメールには、いつもダジャレで、私の卒業式も段々近くなりましたがとか、仏壇に入る日もちかいでしょう等書かれて、いつも笑いながら読んで、先生に、先生!そんなダジャレが出てる間は、大丈夫ですよと書いてきたが、最近のメールには、病気への不安の方が多く、ダジャレどころではないってかんじだったから、凄く心配していたのだ。
今年の春、突然逝ってしまった同じく中学時代の恩師のようなショックを味わいたくはないから・・・。
だから、責めても返信来なくても、メールしたりしていたら、だいぶ体調も回復されたとの事で、沢山の先生のお写真を拝見して、とても嬉しく思った。
やはり、葉書や便りが届くのは、何にもまして嬉しい事である。
薫子も、早速先生にお葉書書かなければ!!
先生、いつまでもいつまでもお元気でいて下さいね。
イエス様、先生が病気と闘いながらも、健やかにお元気に長生き出来ます事を主イエス様のみ名によりお祈りいたします
アーメン