母からの贈り物

これは、亡き母の形見の古いアクセをちょっと遠いが小包で遠方まで送り、リメイクして貰ったものである。
この人は、リメイクの名人である。
所謂、職人さんである。
彼にしか、頼めないものだあった。
携帯に写メして送信して、先方が、これは○○にしましょう等とメールが届き、薫子が納得いけば、そうして貰うのである。
赤珊瑚のペンダントは、光沢があり、ペンダントも特別で薫子感激した。
もうひとつの赤珊瑚のブレスは、珊瑚の形がばらばらで、紐でとおしてあっただけなのを数が足りないところは、水晶を使って下さった。
緑色の石は、ピアスに、木のアクセは、ペンダントに!!!
彼は、お盆までに届くようにと、一生懸命リメイクして下さった。
それも、安価な価格で、しかも数回払いである。
又、薫子の厳しいお父さんのような方でもある。
この方との出会い、大切にしたいと思う。
母の古いリメイク出来るアクセを一つ、一つ、彼に頼みたいからである。
確か、戦後のどさくさに生まれたと仰っていたから、まだまだ大丈夫!!!
しかし、このような細工が出来る人は、稀だろうと薫子思う。